このたびBambinart Galleryでは、三枝愛(みえだあい)個展「庭のほつれ | なばに祈る」を開催いたします。本展では、2022年11月に大分県別府市で開催された同タイトルの展覧会で発表したスポアプリント(胞子紋)のほか、展覧会に至るリサーチの記録などを題材とする木版画、原木を描いた絵画、サイアノタイプなどを発表いたします。
「ずっと祈ってきた。
土地におもいをはせて、
つづいていきますようにと、
なばよでてくれ、と。
移動すること、ものを置くこと、
整えていく過程でいつも、
祈るようにつくっている。
祈るように手入れしている。
2022年11月2日
別府にて、おがくずに触れながら。」
(三枝愛)
どうぞご高覧ください。
三枝愛 Ai Mieda:
1991年埼玉県生まれ。2018年に東京藝術大学大学院 美術研究科油画専攻 修士課程を修了、現在は埼玉、京都を拠点に制作。これまで個展を東京、茨城、愛知、京都各地で開催したほか、「ARTS CHALLENGE 2022」(愛知芸術文化センター)では、沢山遼賞、竹村京賞をダブル受賞。「ab-sence / ac-ceptance 不在の観測」(2021、岐阜県美術館)、「A Step Away From Them 一歩離れて」(2021、ギャラリー無量/富山)、「沈黙のカテゴリー」(2021、クリエイティブセンター大阪)、「アーツ前橋 群馬県ゆかりのアーティスト滞在制作事業」(2020、アーツ前橋/群馬)、「清流の国ぎふ 芸術祭 Art Aword IN THE CUBE 2017」(岐阜県美術館)、「群馬青年ビエンナーレ 2017」(群馬県立近代美術館)などに参加しています。